断熱リフォームとは何か?既存住宅4800万戸が対象

冬には家の中が寒く、夏は家の中が耐えられないくらいに暑い。

最近では冷暖房機の性能がいいため、あまり家の中では寒かったり暑かったりすることを悩まないのかも知れません。

しかし寒いからと言ってずっと暖房をつけっぱなしにしたり、暑いからと言ってずっと冷房つけっぱなしにしていると、何か知らないけど気が引けてくるそんな経験はありませんか?

それなら断熱リフォームで家の中の温度の問題はすぐに解決することができます。それでは断熱リフォームってそもそも何なのでしょうか?

断熱リフォームと省エネリフォーム

リフォームの種類

リフォームの種類の「 リフォーム」 という言葉に対する厳密な定義はありませんが、 大きく以下の三つに分類 できます。

①改修型リフォーム(修繕:初期へ回復、改修:高位へ改良) 

②空間改善型リフォーム( 間取リフォーム、 建具交換等造作更新、 設備更新等)

③性能能向上型リフォーム( 耐震リフォーム、 バリアフリーリフォーム、 省エネルギーリフォーム等)

のうち特に③性能向上型リフォームは、 国が基準を設けたり、 リフォームする消費者が費用の補助や税制の優遇措置を受けられるなど、 その取り組みが優先されるべきだとして特典があります。

断熱リフォームは断熱改修と言えば、改修型リフォームですし、省エネ基準をクリアすれば、性能向上リフォームだということができます。

一般的に一軒の家のリフォームでは、 消費者は上記のリフォームの分類のうち、 複数を選択して実施することが多く、 省エネルギーリフォームもそれらに組み入れてリフォームを実施するとの考え方が必要です。特に断熱リフォームのように内外装材の撤去があるときは省エネルギーリフォームを検討すべきです。

断熱リフォームとは

「充填断熱法」と「外張断熱工法」

壁の断熱性能を向上させるためには、室内側か屋外側にどちらかの仕上げ材をいったん剥がし、断熱材を施工して、元に戻す工事が必要になります。この工事のことを断熱リフォーム工事といいます。

このため、効率的なのは屋内の内装を変えたいと思ったり、外装が傷んできて塗装しようかな思ったときに、検討できるリフォームの種類なのです。

ちなみに耐震改修のときにも併せて実施すれば、効率的です。

断熱化の基本は、 住宅全体を包み込むように断熱層を設けることです。隙間がないよう施工することで、 気密性も高まります。 断熱工法には、 主に壁内空間に断熱材を施工する「充填断熱法」 と

壁の外側に断熱材を施工するする「 外張断熱工法」 があます。

その両方を組の高み合わせて施工する場合もあります。

特に「 充填断熱工法」 には、 はめ込み、 敷込み、 吹付け、 吹込み工法があります。
「 外張り断熱工法」 には、 張付け、 敷込み工法があります。

施工箇所における断熱の方法

【屋根の断熱】

屋根の断熱は、 屋根の葺替え時などに屋根の外側に断熱材を敷設する方法と、小屋裏から施工する方法があります。
屋根断熱の場合は、 天井裏は室内と同じ環境になるため、 小屋裏換気は不要です。

【 天井の断熱】

リフォームで施工しやすい部位が天井です。 天井に断熱材を施工することで、 夏場、 屋根かとらの熱の侵入を防ぐため、 大きな断熱効果が期待できます。

【 床の断熱】

床の断熱工事は、 断熱材を床下に敷設する床断熱と、 基礎の立ち上がり部分の外側か内側に断熱材を張る基礎断熱があります。
基礎断熱の場合は、 床下空間が室内環境と同じになるため、 床下換気口をふさぎます。基礎断熱のほうが、床下が暖かくなるため、断熱効果が高いとされています。
よって基礎断熱は北海道など寒冷地で注目されています。

【 壁の断熱】

壁の断熱改修をするには、 外壁または内壁を解体する必要があるため、 耐震改修や外壁材のが主張り替えなどの工事と併せて行うとよいでしょう。
施工上の注意点としては、 断熱層が隙間なく連続していることが大事です。 壁と天井、 壁と床などの取り合い部にしっかりと気流止めが必要です。

省エネ基準による断熱リフォームは4500戸が対象

以上、断熱リフォームとは何かというテーマについて書いてみました。最後に省エネ基準から見た断熱リフォームについて述べます。

このデータは平成20年で少し古いですが、日本の住宅ストックにおける省エネ基準の適合状況についてのデータです。 既存住宅のうち、まったくの無断熱住宅は全体の約4割、昭和55年基準も、平成4年基準も低断熱住宅であることから、断熱リフォーム市場はなんと既存住宅5000万戸のの95%にも上ります。 少しでも多くの方が断熱リフォームの何たるかを知って、取り組んでいただけたら幸いです。