屋根をリフォームする費用。業者に必ず確認すべきこと

屋根をリフォームする際の標準的な費用について、述べます。条件としてはルーフイング材(防水材)は交換とし、野地板はそのまま使うこととします。

必要な工事は仮説足場工事、瓦工事、板金工事(雨樋工事)になります。交換の前に補修でも十分対応可能な場合が多いので、必ず業者と相談しましょう。

価格は標準価格ですので、これ以上値段が下がると、工事や材料の質も下がるものがあるでしょう。

※間口6m、奥行き15㎡の標準的な家屋を想定し、屋根施工面積は92㎡とします。

日本瓦から日本瓦に葺き替える場合

瓦屋さんが来た時に以下について確認を行うとよいでしょう。

①既存の瓦の取り付け状態の確認

②下地の状態の確認。特に野地板を止めている釘の錆具合

③雨漏りの形跡

以上の状態によって、野地板の補修も必要になる場合があります。その際は別途料金がかかるものと考えてください。

日本瓦から日本瓦に変える費用
No 項目・仕様 数量 単位 単価 金額
1 既存撤去及び廃材処分費用 1 267,400
2 日本瓦葺き/和型いぶし瓦(材工共) 92 8,300 763,600
3 軒樋/塩ビ製・120φ(材工共) 38 1,760 66,880
4 飾り桝/塩ビ製(材工共) 4 箇所 3,830 15,320
5 縦樋/塩ビ製・60φ(材工共) 24 1,500 36,000
6 仮設足場(損料) 225 870 195,750
7 資材運搬費及び諸経費 1 136,335
小計 1,481,285

日本瓦からスレート

日本瓦はよっぽど大きな地震とか、暴風などにより、ずれたり割れたりしますが、スレートは5年ほどで表面が劣化してゆくものがあります。

そういう意味だと、瓦のほうが耐久性は強いのですが、瓦からスレートに変えるというのは滅多にありませんが、スレートからスレートに葺き替える場合も含めて、参考にしてください。

それでも見た目や、屋根を軽くする場合などの目的で瓦からスレートに変える方もいます。

日本瓦からスレートに替える費用
No 項目・仕様 数量 単位 単価 金額
1 既存撤去及び廃材処分費用 1 295,400
2 彩色スレート(材工共) 92 8,000 736,000
3 軒樋/塩ビ製・120φ(材工共) 38 1,760 66,880
4 飾り桝/塩ビ製(材工共) 4 箇所 3,830 15,320
5 縦樋/塩ビ製・60φ(材工共) 24 1,500 36,000
6 仮設足場(損料) 225 870 195,750
7 資材運搬費及び諸経費 1 139,135
小計 1,484,485

日本瓦から瓦棒葺き

瓦棒葺きとは板金(トタン、GL鋼板、ステンレス鋼板など)で施工される板金屋根の工法の一つです。

急な勾配を必要とせず、様々な形の屋根に対応します。材料と材料の継ぎ手部分に大きな高低差をつけることで防水効果を得ていますので、ちょっとの傾きがあれば施工可能な屋根と言えます。

日本瓦から瓦棒葺きに替える費用
No 項目・仕様 数量 単位 単価 金額
1 既存撤去及び廃材処分費用 1 295,400
2 アスファルトルーフィング(材工共) 92 530 48,760
3 瓦棒下地(材工共) 1 142,000
4 瓦棒葺屋根/カラー鉄板・T=0.4(材工共) 92 5,250 483,000
5 軒樋/塩ビ製・120φ(材工共) 38 1,760 66,880
6 飾り桝/塩ビ製(材工共) 4 箇所 3,830 15,320
7 縦樋/塩ビ製・60φ(材工共) 24 1,500 36,000
8 仮設足場(損料) 225 870 195,750
9 資材運搬費及び諸経費 1 128,331
小計 1,411,441

以上、標準的な屋根のリフォーム費用について述べました。以外に高いのでびっくりされたのではないでしょうか?

最近では大雪の影響もあり、雨樋の交換は頻繁にありますが、屋根は既存の屋根を交換することなく、葺き直しや塗装などで、劣化を補修する場合が多いようです。

既存屋根を交換すると費用が大きくなるので、業者さんが吹き替えたほうがよいといったら、その根拠が合理性のあるものなのかどうかしっかりと吟味したほうが良いですね。

屋根のリフォームの際には、保険が適用できるかどうか、保険調査のほうも併せて行ったほうが良いでしょう。屋根は自然災害の影響を受けやすく、場合によっては火災保険で修理できる可能性が高まります。

暴風や台風、大雪などが原因で損傷した箇所が見つかれば、補修費用を保険金で出すことができます。被災したかどうかはあくまで自己申告です。保険会社や代理店から『どうですか?』と電話がかかってくることは滅多にありません。事故の申請はこちらからの自主的に行うのが原則になります。

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