火災保険の申請を一人でするのは、困難でしょう。
何故なら、罹災した住宅を復旧させるため、復旧費用を計算しなければならないからです。 一般的には保険契約者が見積りを住宅専門の修理業者に頼みますが、ここで大きく3つのケースに 直面することになります。
誰に頼んでよいかわからない
多くの方が直面する問題は今すぐ、見積りを頼める適当な業者が見つからないという問題です。 家を建てた業者に頼むこともできますが、時間がたっている場合、担当していた営業が辞めている場合なと、 なんとなく気が進まないということもあるようです。
保険の申請に無知であるなら、説明する必要があります。 自分の都合を優先する業者なら、比較的低い金額の工事は引き受けたがりません。 その場合はなかなか業者が見つからない場合もあります。
知り合いの懇意の業者に頼む
知り合いの懇意の業者に頼むことは、もともと信頼関係があるので、業者としては安心だといえそうです。 よく私達も、保険金が下りたときに、知り合いの業者に頼みたいと、お客様から言われることがあります。 ところが知り合いの業者といっても、知り合いの深さによって状況が変わってくると思います。 深い知り合いの業者の場合は、 これは、単なる顔見知りではなく、深く知り合っているつまり、親密度が高い 知り合いと言う意味です。
親密度が高いので、信頼をおける存在だということができます。 だから工事を頼むというのは、納得できる理由です。 やはり自分の家の大事なことは、信頼できる人に頼み、安心したいという欲求が底にあります。 これは当然のことです。
知り合いの業者に頼む落とし穴
しかしここで、一度冷静になって考えたいのは、工事の質や結果に安心できるかどうか?ということです。 必ずしも安心できるかとは言えないでしょう。 信頼できるのはその人の人柄であって、職人としての技術や成果に、100%以上の満足ができるかどうかはわからないからです。 工事という特殊な作業は、結局お任せではなく、誰か専門家にアドバイスをもらったほうよいのです。
その専門家は知り合いではなく、第三者の専門家です。
保険申請のスキルは別
しかし保険の申請として、知り合いの業者に見積りを頼むなら、少々厄介な問題が生じます。 それは知り合いの業者が保険に詳しく、申請のアドバイスができるのかという問題です 特に現地調査や見積もりの相場などは、保険申請を一回も経験したことがやったら、成果が出ないでしょう。 ほとんど損害を見つけられない場合もあります。